冬のオリンピックを真剣に観だしたのは、
いつ頃だったかなとふと思いました。
調べてみると、1984年サラエボ大会からでした。
今は政治家の橋本聖子さんがオリンピックデビューしたときです。
スピードスケートもこの時、初めて見たのですが、
2人ずつ滑って、タイムを競い、早い順番の選手が、後から出てくる、
強い選手にタイムを抜かれていき、順位がだんだん下がってくる、
あるいは逆に、誰が出てきても、順位を保ったまま、入賞やメダル獲得になる場合
もあります。
このシステムが自分にとっては、すごくおもしろく、はまってしまいました。
この次の1988年カルガリー大会では、橋本聖子選手は、メダルこそとれませんでしたが、
500m5位、1000m5位、1500m6位、3000m7位、5000m6位と
出場した5種目で、全て日本新記録、そして入賞を成し遂げました。
(1992年アルベールビル大会の1500mで銅メダル獲得)
団体パシュートは2010年バンクーバ大会で小平奈緒選手らが、銀メダルを取りました。
当時中学生だった、高木美帆選手がサポートメンバーで参加していました。
このころから、注目して見るようになりました。
今のメンバーになってから(高木姉妹、佐藤綾乃)はワールドカップで優勝、世界記録を次々と
樹立していきました。
「一糸乱れぬ隊列」と呼ばれる、あの滑りはあまりにも美しくて、それだけで感動しました。
(いかに空気抵抗を減らすかの究極の形です)
前回平昌大会では見事に金メダル、今回北京大会でも決勝に駒を進めて、2連覇は確実と思いました。
結果はご存じのとおりです。
どの競技にも言えるのですが、真剣に立ち向かっていく姿は、とにかく美しく、感動させられます。
あと残り少なくなってきましたが、また新たな感動に出会えることを楽しみにしています。