杞憂

杞憂という言葉は、私自身あまり使わいませんが、意味はなんとなく分かります。

杞憂に終わるとか、杞憂に過ぎないとか。

そこで、調べてみました。

「杞憂」の由来になったのは、中国の故事成語です。

「杞」という国の人が、天地がひっくり返ったらどうしようと、起こりもしないことを心配するあまり、食事や睡眠がとれなくなってしまったという話が元になっています。

心配していた人は、そんなことはありえないと周囲にいた人が説得し、悩みが晴れ、今まで通りの生活に戻れたことから、「心配していたけれど何も起こらなかった」という今の言葉の意味につながっています。

同類の言葉で、私が好きなのは「心配事の9割は起こらない」

実際、ペンシルバニア大学のボルコヴェックらの研究によると、心配事の79パーセントは実際には起こらず、しかも、残りの21パーセントのうち、16パーセントの出来事は、事前に準備をしていれば対処が可能。つまり、心配事が現実化するのは、たった5パーセント程度という結果を導き出しました。

結局、まだ起こっていないことを悲観的に考えても、苦しいだけで、何の得にもなりません、

というのが、真意ではないでしょうか。

では、また。

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