「爛柯」という言葉をご存じでしょうか。
囲碁をする方なら、ご存じかと思います。
出典は中国の故事です。
私は、単に、この話がとても好きというだけで、囲碁とは無縁であります。
こんな話です。
木こりが山に入って仕事をしていると、童子らが碁を打っているところに居合わせました。 碁の好きな木こりは夢中になって見ていたいましたが、そのうちおなかがすいてきました。 すると童子らがナツメの実をくれました。食べると空腹感がなくなりました。 そしてまた碁に見入っていると、童子が「おまえの斧の柄は朽ちている」と言われました。 見ると本当に柄が朽ちていました。(爛柯は斧の柄が朽ちるの意) 慌てて里に戻ると、知った人がひとりもいませんでした。いつのまにか膨大な時間がたっていたのでした。
このことから、囲碁の別称。囲碁に夢中になって時のたつのを忘れること。 転じて、遊びに夢中になって時のたつのを忘れること。といった意味合いで使われています。
これくらい仕事にも夢中になれればいいですね(笑)